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可能な検査
パッチテスト
パッチテストとは
かぶれの原因を調べるために行う検査です。
アレルギーには1~4型があります。そのうち皮ふに関与するアレルギーは主に1型と4型です。1型は即時型アレルギー、4型は遅延型アレルギーと呼ばれます。簡単に言うと、じんましんは1型アレルギー、接触皮膚炎(かぶれ)は4型アレルギー、アトピー性皮膚炎は1型+4型アレルギーと考えられています。
このうち4型アレルギーの診断に必要な検査がパッチテストです。皮ふに原因と考えられる物質(かぶれるもの)を貼付して、皮ふの反応を調べる検査です。
注意事項
- テスターが貼付されている間は、検査部位をぬらさないようにしてください。ぬらすと検査する物質が流れてしまい、判定できなくなります。
- テスターを除去した後はぬらしても大丈夫ですが、検査部位をこすらないでください。また、検査した部位がわかるように油性ペンで印、番号を書きます。印が消えそうになったら自分で印を書き直してください。
- ステロイド剤を内服中の方は申し出てください。ステロイド内服中の方は、パッチテストの判定ができません。そのため、可能なら検査の3日前~終了までは内服を中止する必要があります。ステロイド剤の外用は検査部位以外であれば問題ありません。